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取扱い商品

ミリ波超高速無線通信装置

製品の用途

専用回線向け2.5GHz・150mの性能を持つ無線通信装置の取り扱いを7月から開始予定です。
従来のWi-Fiのように簡単に使えて、Wi-Fiと比べて高速で安定した性能を実現できます。

ミリ波超高速無線通信装置に適した使い方

少し離れた場所に専用回線を延伸させるのに、Wi-Fiはとても良い製品です。
しかし、Wi-Fi製品は近くに他のWi-Fi製品があると電波が干渉を起こす問題があります。そのため、Wi-Fi製品が集中的に設置されている集合住宅、住宅街、オフィス街、大規模施設などでは、通信速度が低下し問題を発生することがありました。
この問題は将来的にも同じ課題がついて回ります。そのため将来を見据えた検討が必要で、採用には慎重にならざるを得ませんでした。

また、Wi-Fiはそのセキュリティの脆弱性が度々指摘されてきています。セキュリティを気にしなくてはならない理由の1つとして、Wi−Fiの電波が飛びすぎてしまう点にあります。
本来は信号を届けたいところだけに電波を届ければ良いのですが、Wi-Fiは広いエリアに対して電波を放射するため、傍受の危険性が高くなっています。
こういった事から、業務用途、特に屋外用途にWi-Fiを採用するためには、気がかりな点が多く存在しています。

本製品である、ミリ波超高速無線通信装置はWi-Fiと同じ技術を用いることで、大幅なコスト削減が実現されています。
ベース技術はWi-Fiと同じですのでWi-Fiとの親和性が非常に高く、既にお使いのWi-Fiを補完・補強する目的で導入するのが最も効果的な使い方になります。
現在、殆どのIT機器にはWi-Fi技術が組み込まれているため、通常であればオフィス機器の接続はWi−Fiで行う事が最適です。

たとえば、Wi-Fi装置同士を接続するのに困ったことはありませんか?


Wi-Fi装置同士をWi-Fiで接続するのも1つの方法ですが、オフィス機器が使うWi-Fi通信が、Wi-Fi装置同士が使うWi-Fi通信によって妨害される事態が発生します。 こんな時、本製品を使ってWi-Fi装置同士を接続すればすっきりと安定したネットワークを作り上げる事ができます。

以下のお困り事がある場合、ミリ波超高速無線通信装置は最適なソリューションになります。

  • 周囲に施設やオフィス街があり、Wi-Fiの干渉が激しい(街中設置)
  • 所有している敷地が飛び地で、その間に回線を敷設したい(飛び地接続)
  • 広い敷地に複数の施設があるが、社内LANが接続されていない(施設間接続)
  • 安定して高い通信速度を保ちたいが、コストは抑制したい(システム構築)
  • 建造物が古く配線工事ができない、配線工事のコストが高い(景観維持)
  • オフィスで使っているWi−Fi機器同士の接続で困っている(バックボーン)
  • 製品の特徴

    製品外観

    本製品はすっきりとした筐体にまとめられており、周囲の景観や外観を乱すことはありません。
    アンテナもこの筐体の中に組み込まれており、電源と通信線が一体となったPower On Ether(PoE)に対応しておりますので、施設のLANとケーブル1本で接続することが可能です。

    出力電波は筐体前面から放射される設計になっておりますので、本製品の筐体前面を互いに対向させることで設定は完了します。また、筐体前面に対して30°の放射角が設定されているため、対向させる際にも厳密に調整する必要はなく、容易に設置することが可能です。

    よく利用されているWi-Fi製品と違い、電波の干渉問題が発生しません。
    例えば、Wi-Fi製品同士を接続するのにとても相性の良いソリューションとなります。 Wi-Fi製品は広く遠くまで電波を放射してしまうことから、無線信号を傍受しやすい環境にあると言えます。 本製品は、直進性の高いミリ波帯を使っており電波の放射方向が限られていること、壁などによって電波が遮断される特徴をもっています。こういった事から、無線信号の傍受を行いにくくセキュリティ性も向上していると言えます。

    新しい60GHzの周波数を使うことにより、以下の大きな特徴があります。

  • 他システムとの干渉が発生しにくく、高速で安定した性能が得られる
  • 免許不要の周波数のため運用コストはWi-Fiと同等
  • 通信エリアを限定できるため、セキュリティ問題が発生しにくい
  • アンテナ技術により最長で150m(通信環境により変動)まで届く
  • 製品仕様

    製品仕様

    本製品の仕様について説明します。

    執筆現在(2020年3月10日)、製品開発途中です。そのため以下に記載された製品仕様はその製品形状を含め予告なく変更になる可能性があります。

    通信部

    周波数帯
    チャネル帯域
    通信速度
    アンテナ
    出力電力
    接続形態
    パケット
    管理

    入出力部

    入出力ポート
    ポート数
    電源ポート

    物理特性

    大きさ
    防水・防塵
    重量
    消費電力
    動作温度
    動作湿度